CALS Japan とは
特定非営利活動法人 CALS Japan は、
心臓血管外科術後の心停止に特化した蘇生プロトコール
「CALS(Cardiac Surgery Advanced Life Support)」の
日本への適合・普及を目的として設立されました。
心臓血管外科、集中治療科、麻酔科、循環器内科などの医師、
看護師、臨床工学技士、薬剤師、リハビリテーション専門職など、
多職種の医療従事者が連携し、
安全で質の高い医療の実現を目指して活動しています。
設立の背景
心臓血管外科術後に発生する心停止は、
一般的な院内心停止とは異なり、
出血、心タンポナーデ、不整脈など、
可逆的な原因によって生じることが多いという特徴があります。
これらの状況では、
迅速かつ適切な初期対応が行われるかどうかが、
患者さんの予後を大きく左右します。
従来、心・大血管術後心停止への対応は、
心臓血管外科医師を中心として、
個々の経験と判断に基づき実施されてきました。
これまで蓄積されてきた臨床経験や知見は、
日本の医療現場を支えてきた重要な基盤でもあります。
一方で、これらの知見は、
必ずしも体系的に整理・共有されてきたとは言い難く、
迅速性や再現性、
多職種間での共通理解という観点からは、
改善の余地も存在していました。
2000年代以降、こうした課題を背景に、
心臓血管外科術後心停止への対応を体系化し、
必要に応じて緊急再開胸を含む多様な選択肢を
迅速に実行可能とする体制整備と教育の重要性が、
国際的に提唱されるようになりました。
これらの考え方は、
Cardiac Surgery Advanced Life Support(CALS)
として体系化され、
アルゴリズム、教育、シミュレーショントレーニングを含む
包括的な対応体制へと発展しています。
こうした国際的な動向を背景に、
国内においても、
対応の体系化と教育の必要性について
検討が重ねられてきました。
特に2018年には、
台湾で開催された学会において、
CALS の提唱者である Joel Dunning 先生より
直接指導を受け、
日本における CALS 普及の必要性と可能性について
改めて認識する契機となりました。
その後、日本国内における教育活動の基盤整備や、
教材作成、多職種を対象とした教育の在り方について
試行と検討を重ねながら、
対応を体系的に整理し共有するための
基盤づくりが進められていきました。
こうした取り組みを継続するため、
2021年11月17日、
CALS Japan は任意団体として活動を開始しました。
任意団体としての活動開始後は、
教育活動や教材整備、
医療機関との連携を通じて、
医療現場への普及と定着を目指した取り組みを
段階的に展開してきました。
さらに活動の継続性と公共性を高めるため、
2025年2月26日、
特定非営利活動法人 CALS Japan として法人化し、
現在に至っています。
組織体制(役員・事務局)
沿革
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2009年
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現理事長が CALS の概念に初めて触れ、
所属医療機関での導入に携わる
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2018年
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Joel Dunning 先生より
現理事長が直接対面指導を受け、
日本における CALS 導入につき助言を受ける
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2021年11月17日
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CALS Japan を任意団体として設立
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2021年〜2025年
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教育活動の開始、教材整備の推進、
医療機関との連携体制の構築を進める
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2025年2月26日
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特定非営利活動法人 CALS Japan を設立
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2025年9月14~15日
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CALS 提唱者及び Trainer である
Joel Dunning 先生
Adrian Levine 先生
Stephen Lam 先生
を招聘し、日本で初めて、
CALS Provider Course および
Train-the-Trainer Course を開催
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2026年2月7日
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日本人 Trainer による
第1回 CALS 公式 Provider Course を開催
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法人情報
法人名:特定非営利活動法人 CALS Japan
所在地:兵庫県尼崎市
設立日:2025年2月26日
代表者:理事長 植野 剛










